コバトン誕生秘話

昨日に続きまして、コバトンのお話しです。


「ときも」のプロフィールがよくできていたので、

コバトンはどうなんだろうと思い

埼玉県のホームページをのぞいてみました。


埼玉県のホームページへ、レッツゴー →リンク

 

う~ん、面白い話はありましたが、

「ときも」のような

明確なプロフィールは載っていませんね。

 

でも、「誕生秘話」面白いです!

 



~埼玉県のホームページから抜粋した誕生秘話~

 

デザイナーは当時の高校生

平成16年に埼玉県で開催された「第59回国民体育大会」をアピールするため、誰からも親しまれる「マスコットイメージ」を広く一般から募集しました。

 

当時高校生だった竹腰さん。学校のデザインの実習授業で、埼玉国体のマスコットイメージに応募しないかという話になりました。

 

竹腰さん

「コンピュータグラフィックの授業の時間に作って応募しました。だいたい5分から10分くらいで書いたんじゃないかと記憶しています。まあ、よくこれで通ったなって思います(笑い)」。

その時の原画がこれです!今のコバトンと違ってくちばしが長く、全体的にスリムだったんですね。

コバトンの原画

竹腰さん製作の原画

 

その後ちょっとした手違いが…

このデザインも、実はある偶然がなければ、世に出ることはなかったのです。当時の吉澤勝則先生にお話を伺いました。

 

吉澤教諭

「彼は2つデザインを製作したんです。彼が一生懸命やってたのは、たしかサクラソウをモチーフにしたデザイン。そのほかにシラコバトをモチーフにしたデザインも出してきて、手元に2作品になったんです。動きのあるデザイン、県を代表するようなもの、色数は4色前後ということで、どちらかと言えば、シラコバトの方がいいかなということで、私は何も考えずにすんなりこちらで応募してしまったんです。実は彼はサクラソウの方を出すつもりだったと。先生間違えて出しちゃったんだというのが後になってわかって、ビックリしました。」

 

吉澤教諭の手違いによって、応募されたデザイン。この偶然がなければコバトンは誕生しなかったのですね。

 

マスコットイメージの決定

平成12年5月31日、応募総数は795点の中から、第59回国民体育大会埼玉県準備委員会で審査した結果、最優秀賞が決定しました。

 

作品名「『シラコバト』をモチーフにした作品」、応募者 竹腰博晃さん。

あれ?「コバトン」って名前じゃないの~?

 

「コバトン」命名

竹腰さんの作品は、デザイン補作され、国体の競技別展開画も作成されました。これで現在のデザインと同じになりました。

 

今度は、このマスコットにふさわしく、親しみやすい愛称を広く募集しました。応募総数はなんと17,471通。平成13年2月21日、第59回国民体育大会埼玉県準備委員会で審査した結果、最優秀賞が決定しました。

 

それが「コバトン」です。受賞者は小松稔さん。命名の趣旨は、「彩の国まごころ国体のマスコットとしてあちこちを軽やかに飛び回る愛らしいシラコバトは、人から人へ、大会から大会へ、みんなの熱意と真心を繋ぐバトンのような存在です」。

 

なるほど、「シラコバト」と「バトン」で「コバトン」なんですね。いい名前だ~。

 

~ここまで~



意外な誕生ストーリーでしたね。

おはまーでした。