(二一)角落し、そして、将来削孔

~シーズン2~ チャレンジ・ザ・土木工事

<地震に備えよう> 【下水処理場の場合】


角落し?
 

角(かど)を落とすのか?
角(かど)を落とすのか?


角落しって単純に考えると、
角を取ったもの、
すなわち、面取りをしたものの様に思えるのですが、

※角落し:
かくおとし。

両側の柱に縦溝を刻み、角材を積み重ねてはめ込み、堰(せき)としたもの。
角材を抜き差しして水位を調節する。
角落とし堰。

つまり、堰き止めるための物なんですね。

図面はこちら。
 

なるほど~(^^♪
なるほど~(^^♪


ちなみに、

※面取り:
めんとり。

取るとは「得る」ということで増やすという意味があります。

角を取って、ちょっとした面にすることですね。

 

面取りは、工業製品(鋼材、木工など)において、角部を削り角面や丸面などの形状に加工する工法である。
加工においては、ヤスリや面取り工具が使用される。
人が接触した時に発生する可能性のある怪我を防止したり、物との接触による破損を防止することを目的としている。

 


専門用語って本当に分からないですよね(>_<)



そして、図面の中に「将来削孔」の文字が・・・


やっぱり、穴をあけてつなげないと意味がないよなぁ~
 

角落し用の枠です。
角落し用の枠です。

 

確かに、この枠の内側に溝があって、

何かを通せるようになっていますね!

 

色々とすっきりした回でした。

 

おはまーでした。