(二六)せん断補強筋探査

~シーズン2~ チャレンジ・ザ・土木工事

<地震に備えよう> 【下水処理場の場合】


せん断補強筋ですか?

※せん断:
物体をはさみ切るような作用をいう。
物体のある断面に平行に、互いに反対向きの一対の力を作用させると物体はその面に沿って滑り切られるような作用を受ける。
これがせん断作用で、このような作用を与える力をせん断力といい、このせん断力により物体の断面に生じる内力をせん断応力という。

 

う~ん、これはちょっと難しいですね(>_<)

 


せん断力を利用したのが、皆さんおなじみの「ハサミ」です。

簡単に図にすると
 

なーるほど・・・と言いたいところですが・・・
なーるほど・・・と言いたいところですが・・・


こんな感じなのですが、
実際にはこんな単純ではなく
もっと色んな方向に力が作用して・・・(T_T)

まぁ、気にしないで下さい(^^;


※せん断補強筋:
せん断力に抵抗する鉄筋です。
せん断補強筋を入れることで、せん断耐力を高めることが可能です。

前回ご紹介した「ネジテッコン」もせん断補強筋です。

 

 

さて、話しをせん断補強筋探査に戻しますと、


CCb工法の第一段階として、
今現在どのように配筋されているのかを確認(探査)し、

それに基づいてセラミックキャップバーの配置を決定します。

探査は以下のように行います。
 

これ、知らない人が見たらちょっとヤバイですよね(>_<)
これ、知らない人が見たらちょっとヤバイですよね(>_<)


こんな感じに映ります(゜o゜)
 

魚群探知機みたい?
魚群探知機みたい?

 


おはまーでした。