(三三)後付型伸縮可撓継手

~シーズン2~ チャレンジ・ザ・土木工事

<地震に備えよう> 【下水処理場の場合】


あとづけがた しんしゅく かとうつぎて


まず初めに、図面をご覧下さい。
 

思ったよりも小さくて、薄くて、見えないですね(T_T)
思ったよりも小さくて、薄くて、見えないですね(T_T)


この赤線部分にEXP.Jと書いてありますが、
エキスパンション・ジョイントと言う物です。

エキスパンション・ジョイント(Expansion Joint)は、
日本語で「伸縮継ぎ手」と訳されています。

 

文字通り、伸び縮みする継ぎ手のことです。


今回設置するのは、こちら
 

参考例です。この上と下を+したような物になります。
参考例です。この上と下を+したような物になります。


エキスパンション・ジョイント構造の耐震止水版になります。


上の図面を見ると、構造物がつなぎ合わさった部分の補強と読み取れますが、

「上水道、下水道における水処理施設や貯水施設等の構造物は、水圧に対する安定性はもちろん、地震動による目地幅の変位に対し追従し、二次災害を防ぐ機能が重要です。」

とのこと。


高い止水性を確保した「耐震可とう継手」と「耐震止水板」を一つにしたものを設置します。



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実は、今回の施工にあたって、
どうしても気になっていたことがありました。

図面と写真を見ていて、
「なんか表現がおかしいなぁ」と思っていたのですが、

今、やっと気が付きました(^^)/



ご報告は後程・・・



おはまーでした。